

前々回に紹介した『パティスリー・キャロリーヌ』を見た友人たちが、ダンスチーム新作発表の会場へ、こんなかわいい「マカロン」を先日差し入れてくれました。
子供の頃には大好きだったカラフルなお菓子も、だんだん大人になると安っぽく見えたり味重視で遠ざけたり。でもこのマカロンの美しい色だけは食欲を損なわずに、見事に視覚と味覚の両方を叶えてくれる上質な時を運びます。
マカロンといえば、こちらのお店も劇的でした。2005年2月オープンの商業ビル、ラ・ポルト青山。
路面に接したビルの一角に、ガラス張りのすっきりとしたお店が出現。この辺りは良く通りかかるので、工事中からずっと気になっていて、先日ようやく初来店を叶えたのです。

PIERRE HERME PARIS-ピエール・エルメ・パリ-青山店(リンク先はオープニング記事)
クリームイエローの分厚い扉が印象的な店頭。中に入るとクッキーや日持ちのするチョコレート(アーモンドチョコやオレンジピールなどなど)が中央のテーブルに整然と並べられ、正面のケースにはケーキ・チョコ類、左手のケースには主にマカロンが置かれています。ずいっと引き寄せられたのは色とりどりのマカロンが鎮座するケース。
「うわ、おっきいなぁ…」
マカロンたちは他店の出しているもより大きめで、しっかりクリームを含んでいるように見えます。「ケーキみたいな感じかな、ふわふわだったりするのかな…」いくつか購入することにしました。
写真の左下から時計まわりに、

いずれもクリームの周辺にしっとり層を作っていて、幾重にも重ねられたケーキのよう。ふんわりというよりも、しっとりざくっとしたスイーツです。生のレモンを絞った紅茶や、ワインやシャンパンと合わせてみてはいかがでしょう。
上階はカフェになっています。チョコ専門店の喫茶併設はずいぶん増えましたね。しかも映画のロケに使えるんじゃないかってくらいおしゃれ。気取りが過ぎて、勇気を出さないと入れないところもあったりして。こちらは明るく清潔感あふれるお店で、次回はカフェにも伺ってお茶やチョコなど頂いてみたいものです。
ほんとうに…、
以前から大好きなチョコレートだけれど、近年どんどん単なる食べ物ではなく、思いを託して贈り贈られ人と人を結ぶきっかけとなり、絵になる場面展開を作っては様々なタイミングに現れる大切な役目を担い、すっかり世の脚光を浴びる存在となってきました。
例えば映画の世界にも。
先日、『Shall We Dance?』を観ました。オリジナル(邦画)と比較されるのは避けられませんが、それぞれの面白さがあります。私は前者で、リチャード・ギア氏の奥様役を好演したスーザン・サランドンさんの純粋な一(いち)ファン。作品の中では、どうしても彼女を追ってしまう。スーザン・サランドンさん演じる女性は百貨店勤務でバリバリ働きながらも、夫を信じるが故に探偵に素行調査など依頼してしまう、堅実さとかわいらしさを兼ね備えた主人公の妻。オリジナルとは異なるキャラクター設定です。今回も見事なナチュラル振りを発揮していて脱帽。彼女のこれまでの映画、例えば、『テルマ&ルイーズ』、『デッドマン・ウォーキング』はもちろんですが、私は『ぼくの美しい人だから』がオススメ。この作品は吹き替え版も唸ります。そんな彼女が声優として出演した映画に『ジャイアント・ピーチ』があり、大変痛快に演じていらっしゃる。ジャイアント・ピーチといえば、原作者・ロアルト・ダール氏のお話には私のとっておきがありまして…。
『チョコレート工場の秘密』 ロアルト・ダール著

そう、チョコです、チョコ。
私の所有本(写真)は以前のものなので田村隆一訳・てのり文庫版ですが、今は同じく評論社から新訳が出て挿絵もかわいらしくなりました。贈り物に気の利いた一冊です。
そしてっ!この作品の再映画化(1971年にもダール氏自らの脚本で1度映画化。よって今回が2度目)が決定し、楽しい作品に仕上がったようです。
『Charlie AND THE CHOCOLATE FACTORY』
2005年7月15日公開予定、日本でも『チャーリーとチョコレート工場』として9月には観られそう。ダール氏はその昔、学校の近所にイギリス菓子メーカー「キャドバリー」の工場があったそうで、いつも憧れていたとか。監督はティム・バートン氏。チョコレート工場の経営者ウィリー・ワンカを演じるのは監督の相棒とも呼べる俳優、ジョニー・デップ氏です。そう、『ショコラ』も彼でした。もう運命です、チョコレートと彼はお似合いなのです。俳優ジョニー・デップを最初に見たのは、『シザー・ハンズ』でした。メイクの下の物憂げな表現が印象的だったのを覚えています。『フロム・ヘル』の怪演ぶりも私は気に入っていて、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ役には大笑いしてしまった。『スリーピーホロウ』、『ネバーランド』、『シークレット・ウインドウ』と様々に続くわけですが、二枚目も苦悩する役も彼独特の味付けが容姿や動きにもよく溶け込んで、見ているとついつい引き込まれてしまう…映画界には欠かせない役者さんになりました。
そんな彼の最新作が、子供から大人まで楽しめるエンターテイメント作品!チョコレート工場を舞台にしたお話なのです。ワンカは実在する菓子メーカーでそのチョコレート工場が舞台。ジョニー・デップ氏は工場長。チョコに当たり券をしのばせ、見事引き当てた子供5人を工場に招待する賑やかな展開です。買占め続出の中、決して裕福とはいえないチャーリーが見事ゴールドカードを引き当てて、それはもう大喜び。わくわくの工場内には砂糖菓子の森にチョコレートの川…。
ああ、ほとりに住みたい。もし溺れたら?いいわ、この際。え?撮影には本物のチョコレートを使用?ええっ?
想像を超えると噂のファンタスティックな工場の様子!ワンカの本当の目的は?子供達が出会うものって?脚本、セット、衣装も含めて楽しみにしています。
読むもよし、見るもよし、舌で確認するもよし。味わい方は色々ですが、とにかくチョコレート・ストーリー万歳!なのです。
今回はいつも練習に使っているかつぜつから、簡単そうでついひっかかる、言えてい るようで実は甘い!というのを、反省を込めて集めてみました。あまり考えずにざっ と声に出して読んでみて下さい。明瞭に発音できますか?わたしは時折、ううっ。
(表記の「nが」は鼻濁音です)
1
もずが鳴きます トッキョキョカキョク
子もずも鳴きます チョッキョチョチャキョク
親もず子もずが トッキョチョチャキョク
もず(n)がなきます トッキョキョカキョク
こもずもなきます チョッキョチョチャキョク
おやもずこもず(n)が トッキョチョチャキョク
2
縁の下の地蔵さん
足差し出したがらっしゃるゆえ
足差し出すなと言うに
足差し出したがらっしゃる
えんのしたのじぞうさん
あしさしだした(n)がらっしゃるゆえ
あしさしだすなというに
あしさしだした(n)がらっしゃる
3
小包で出した鼓と小鼓を一包みにして小包で出した
こづつみでだしたつつみとこつづみをひとつつみにしてこづつみでだした
4
氷雨降る冬空 寒さがひしひしと身にしみる昼下がり
ひさめふるふゆぞら さむさ(n)がひしひしとみにしみるひるさ(n)がり
5
ポピュラーなペット動物の発表ならびに品評会に
エチオピアのひよこや南氷洋のチャンピオンのペンギンが八百匹ほど出た
ポピュラーなペットどうぶつのはっぴょうならびにひんぴょうかいに
エチオピアのひよこやなんぴょうようのチャンピオンのペンギン(n)がはっぴゃっぴきほどでた
6
バスの旅行客に有料道路を概略説明
バスのりょこうきゃくにゆうりょうどうろをがいりゃくせつめい
7
下町では
「おとっつぁん、おっかつぁんが、
かっつぁらわれないようにおぶっつぁるよ」と言う訛りがあるが
相撲社会でも
「こいつぁどうもごっつぁんです」
したまちでは
「おとっつぁん、おっかつぁんが、
かっつぁらわれないようにおぶっつぁるよ」というなまりがある(n)が
すもうしゃかいでも
「こいつぁどうも ごっつぁんです」
快活に話せるか、そして心のままに表現できる術を持てるかという深い世界は、かつぜつや発声をどれだけ地道にやっていくか…まさに大きな基礎の基礎なのです。実感です。
ああ、継続は力なり。
これまで一部番外編を除いては、メインに「カカオのちから」を置いてチョコなどのスイーツをご紹介してきました。
読んで頂いたみなさま、ありがとうございました。ぺこり。
勝手ながらほんの少しお時間を頂き、次回からは視点を変えて『修行よもやま』を続けていきたいと思います。
これからもどうぞひみつけっしゃの各ページを、宜しくお願い致します。

RELEVE (るるべ) |
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レオタードの趣味が悪い?そう?脚はもっとあがるからねっ。 『RELEVE』はフランス語で「高く持ち上げる」の意。ダンス用語では爪先立ちで全身のバランスを保つことなの。この状態から、まわりもの(回転)など多くの振りが生まれるのよ。でも『PLIE(プリエ…かがむ動き)』をしっかりやらねば、『ルルベ』に芯は通りませぬ!身長はもう157cmより高くならないけど、これからも私なりの世界を広げてゆけるかしら、って…そんな名前。 本籍:大分 血液:B 愛読書:TARZAN 座右の銘:いつも心に青空を。 | |