
決戦は月曜日。
2月14日が土日祝だとチョコを渡しづらくて需要がほんのチョコっと(ごめんなさい)減るんだそうですが、ことしは土日を使って用意も万端、週明け渡しもバッチリで、勝負ですよ勝負っ!とはいっても…勝つとか負けるとか、いいとか悪いとか、バレンタインに贈り物をするのにそんな基準はありませんよね。さぁ、踏み出すと致しましょう!
これまで書いたいくつかの有名店…。そう、ピエール・マルコリーニは銀座のお店の隣にアイスクリーム店舗を増やしたと思ったら昨年12月に羽田空港新ターミナルにも進出しました。ジャン・ポール・エヴァンはいまだに伊勢丹新宿の地下で列を成しています。ル・ショコラ・ドゥ・アッシュはパティシエが日本人男性(辻口博啓氏)であることから各マスコミで紹介され続け、六本木のアッシュはもちろん、彼の展開店舗・モンサンクレールや自由が丘ロール屋も大変な人気です。知る人ぞ知るかなぁ、なんて思っていた新宿の『LAVIE DOUCE(ラ・ヴィ・ドゥース)』でさえ先日友人に借りたスイーツの本に大きく取り上げられていてビックリ。いずれもチョコ好きにはたまらない味を約束してくれる名店ですが、「あ!テレビでやってたあのお店だ」というのに抵抗があり、なおかつ今年は美味しいのを厳選してプレゼントしたいあなたに、こんなのどう?をご紹介します。ちょいとクラシカルにベルギー特集です。
ベルギー王室御用達職人、ジャン・ガレー氏のアトリエから発信。ポエム・ド・ショコラと言われるショーケースに並ぶチョコレート達は、華美過ぎないたたずまい、何と言ったらいいのでしょう―、手作り!って感じで手間を垣間見せながらも素朴さを売りにしているのとは違う。でも、ピカピカの高級感で飾られている訳でもない。チョコレート工場で丁寧に作ったものを心を込めてお届けします…といったところかな。実はるるべ、ガレーさんちのチョコには惹かれ続けております。押し付けるようなセレブ化したチョコレートの圧迫感を感じさせない、贈り物にピッタリな上品なブランドだと思うのです。そしてお味!これも全体的にクセのない安心感の持てる味わいで、元々まったり甘くはない形成なのですが、年々甘味を抑えてよりシンプルでコクのある世界を拓いているよう。味も、ブランド全体の雰囲気も、地味ながらしっかりとベルギーというショコラ伝統国に息づいています。御用達店としてはかなり新しい方なんですよ。ベルギーにはブリュッセルとリエージュの2店、フランスにはパリ・オスマン通りに1店のショコラテ(直営のアトリエ)があります。私はいつかブリュッセルでガレー直営店イチ押しの「ショコラショー(ホットチョコ)」を頂くのが夢なの。さてバレンタイン大作戦に向け購入方法ですが、さすがにベルギーへすぐに足を運ぶことは叶いませんよね。まとめて取り寄せをするか、全国の百貨店食品売り場か…、私は池袋西武にお邪魔しています。店員さんの対応もなかなか気持ちいい店舗です。
写真のポエム・ド・ショコラはこちらのプラリネ達。

アーモンドプラリネの入ったホワイトチョコ。練乳のようなミルクっぽさはなくあっさりしたホワイトコーティングがなされています。ホワイトチョコとプラリネの組み合わせもなかなかだと感心しきり。
オレンジ風味のアーモンドペーストを包んだビターチョコ。ああ、どうしてこうも柑橘系とチョコは相性がいいのでしょう。異なる性質だと人間はよく喧嘩をするのに、酸っぱいと甘いは何て仲がいいのかしら。
アーモンドと生クリーム入りのビターチョコ。るるべオススメの大人味です。トリュフに近いなめらかさを実現しながらアーモンドの風味がしっかりしています。
シンプルな2種類の味。パリンとかじる贅沢さがたまりません!
ヘーゼルナッツプラリネ。今年は菓子メーカー各社さん、ヘーゼルナッツを取り込んだ冬限定チョコをお出しになってますが、本当にヘーゼルの風味って魅惑的。こちらは包みも上品です。
ミルクチョコのアーモンドプラリネ。つるんと見えますがやわらかにできています。
ほどよいナッツ風味。ハート型ですよ、ほらほら!
ジャン・ガレー氏アトリエのテーマカラーはオレンジ。店頭もラッピングも明るいオレンジ色に溢れています。彼は「ショコラへのパッション(情熱)を込めて」この色を選んだんですって。私も弾んだ声を「オレンジの声」という言い方をよくするので、同感同感。
ベルギー産カレボー社のショコラをベースに、リーガロイヤルのパティシエがホテルの味に仕上げた逸品。ご紹介するのは「ロイヤル・クラシック」というホテルのオリジナルトリュフです。リーガロイヤル大阪にはMelissa(メリッサ)という食のお土産品コーナーがあり、その凝りようと美味しさからホテルを飛び出して大阪府内の百貨店を中心に販売スペースを拡大中。通信販売も広く行われています。加工食品や各種パンなど多様なのですが、チョコレートへのこだわりもなかなかです。ホテルには室温18〜20℃に保たれたチョコレート室があり、チョコレートの品質を最上のコンディションにキープして製造しているのだとか。原材料は前述のカレボーを使用し、甘みをどう伝えるか様々にブレンドを重ねて展開しています。私が驚いたのはその製造の意気込みと共に、何と言っても価格のお手頃さ!トリュフが1個150円でケースに並んでいるのです。一部大きなチョコは200円以上しますが、だいたい150円で鎮座していました。他社のバラ売りトリュフやプラリネの相場は1個250〜300円ですから、何てチョコ好きにやさしいリーガロイヤル!
今回持ち帰ったのは以下の5種です。

ベルギー産チョコのミルクとダークの風味が一度に味わえるスタンダードな味。リーガロイヤルのマークをあしらっているところを見ると、自慢の代表的な一品なのでしょう。うーん、とろけるとろける。
ナッツ風味のほろ苦チョコ。甘さは優しくひそんでいます。
宇治抹茶のトリュフ。一見こなこな(粉粉)していますが、口に入れるとほんわり抹茶。グリーンティーは今や世界の味に。リキュール入り。
完全ハンドメイドのアニマルチョコが並んでいて、やはりうさぎさんを選んでしまいました。他には大きめの犬がかわいらしくて、手のひらサイズのバレンタインドッグ(600円)というのもありました。お味は共に嫌味のないスイートなミルク風味。
ベルギー産の栗に洋酒をほどよく合わせたガナッシュ。栗がチョコの邪魔をしない甘さの掛け算。リーフの形が愛らしい。
そしておまけ。1つケーキをご紹介します。

スポンジが「ふわふわ」と言うより「ふわっざくっ」としています。さらりとしたケーキで洗練された感がありました。プラリネの生地とチョコクリームが五層になっています。ダックワーズのケーキ版?紅茶に合いますよ。
さて、ことしの策は練れそうですか?せっかく大イベントですもの。「秘めたる片思いこそ、日々やんわりしてていいのよ〜」なんておっしゃらずに、ご自分のチョイスに自信を持ってみては?選びぬいた(!)人に選んだチョコを添えて、2005年の挑戦をどうぞ仕掛けて下さいませ。カカオのちからが応援します。
カカオで紹介したリーガロイヤルスイーツを購入したのは大阪・中ノ島でした。2005年は(も?)私には休息という時間はあまり与えられないようで、バタバタ年越しをしていたら頭が(も?←しつこい)働かなくなり、ようやく1月も10日を過ぎて休暇を取って、超・小旅行をしました。「一泊二日吉本新喜劇を観る、なんば界隈ふらっと大阪の旅」です。その時に利用したホテルで美味しいチョコにも出会えたし、街を闊歩すると常に美味しい匂いがしていました。常に…ですよ。東京では考えられないことです。そしてこの連載で紹介している「標準語」からかなり遠いところにある訛りの日常が降り注ぎます。あ、誤解しないで下さいね。方言文化はすばらしいのです。なぜならその土地の気候風土、周辺地域との関わり方、民族の歴史、食生活、ことばの変化の度合いが、方言には素直に反映されている。それに話し言葉を知ることこそ、その土地の皆さんを深く知る力強い術になるのですから。
西地域の日本語特性で代表的なのは「鼻濁音がない」ことと「無声化しない」ことでしょうか。大阪ではこの他に実際話を聞いて感じるのは、「流れるように言葉が並び、展開のスピードが速い」、言い方を変えれば「間髪入れずに話が続き、時にまくし立てるよう」、ただ、その中に柔らかさがあるのです。
(東京)「そんなこと言っても駄目だよ」
(大阪)「そんなんゆうたってアカンわぁ」
(東京)「急に来られても困るわ」
(大阪)「急に来はってもかなわんなぁ」
(東京)「忘れずにキチンと捨ててね」
(大阪)「忘れんとちゃーんとほかしといてや」
語気や声質にもよるのでしょうが、言い切り方がフレンドリーで関西弁ってステキ。要所に語尾をのばして柔らかい印象をつけていますよね。「かつぜつを良くしよう」と言うのとは対照的です。ま、大阪商人の皆さんは「そうでっかー。おもろいでんなー。ほんまかいなー」と言いながら、次はどの手で責めようかと更なる企てに走っているのかも知れません、くすくす。パキッと聞かせるテクニックとしては「母音」の切れを明らかにする方法があります。この切れを活かしながらも、やんわり物事や気持ちを伝える場面でシャープになり過ぎない表現ができる…本来はそうなりたいですよね。では豊かな表現という味付けの前に、五十音の元である「アイウエオ」を意識して母音練習を行っていきましょう。
私が持ち歩いている滑舌本(かつぜつぼん)の最初の例題はこうです。
相生 葵瓜 家葵 野葵
あいおい あおいうり いえあおい のあおい
口を縦に開ける練習にもなりますね。寝起きに3回くらい言うといいかも知れませ ん。母音の発音自体は決して難しくはありません。ただ丁寧に音を確認してゆきたい ので、今回は「ア」と「イ」を中心にした音声羅列にしました。
色々祝うを言い訳に
和気藹々と相席し
入相より憩う一円
安易な合図は悪意に取られ
隠蔽 普く知れ渡り
糸目つけない穴埋めに
唯々諾々と財布を開ける
いろいろいわうをいいわけに
わきあいあいとあいせきし
いりあいよりいこういちえん
あんいなあいずはあくいにとられ
いんぺい あまねくしれわたり
いとめつけないあなうめに
いいだくだくとさいふをあける
アンゴラ兎 青息吐息
苺 無花果 一喜一憂
強ち 嫌ではないものの
言わずもがなの かの古より
いの一番に人参仰ぎ
愛おし 橙色への思い
異例へ異論 声荒らげる
アンゴラうさぎ あおいきといき
いちご いちぢく いっきいちゆう
あながち いやではないものの
いわずもがなの かのいにしえより
いのいちばんににんじんあおぎ
いとおし だいだいいろへのおもい
いれいへいろん こえあららげる
上記の例文は大変言いやすいのですが、「ア!」「イ!」と母音で発音する時と、子音として無声化せずに音を残す時の息の通り方を確認してみて下さい。
例えば、『あながち』の「あ」は、下顎につけた舌と上顎の歯の間から喉を通った空気がぐるんと回り出てくる感じ。「な(あ)」「が(あ)」「ち(い)」はそれぞれの音を出す口の形が異なるので、空気の通り道が若干違うように思います。母音は舌が邪魔せずに音がポンと出やすい音です。ここで歯切れよさを口と耳で確かめておきましょう。
次回も贈り物には?を掘り下げてみたいと思います。かつぜつは母音発音の続きをいってみましょう。

RELEVE (るるべ) |
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レオタードの趣味が悪い?そう?脚はもっとあがるからねっ。 『RELEVE』はフランス語で「高く持ち上げる」の意。ダンス用語では爪先立ちで全身のバランスを保つことなの。この状態から、まわりもの(回転)など多くの振りが生まれるのよ。でも『PLIE(プリエ…かがむ動き)』をしっかりやらねば、『ルルベ』に芯は通りませぬ!身長はもう157cmより高くならないけど、これからも私なりの世界を広げてゆけるかしら、って…そんな名前。 本籍:大分 血液:B 愛読書:TARZAN 座右の銘:いつも心に青空を。 | |