
前回で一区切りした番外編ですが、演じる時には内面と共に音声技術も必要だと書かせて頂きました。
後者に関して、ただ単に大きな声でとか、はっきりくっきりメリハリつけてとか、「単に頑張る」だけでは説明のつかない発声・発音上の壁にぶつかることがあります。それは口の中の構造に問題があるかも。どうしても発音しづらい音がある時は歯科医師に相談するのも1つの方法です。
一般的な口腔衛生では、うがいを頻繁に、舌苔にも注意し、正しい歯磨き、プラークコントロールを抜かりなく、口臭予防に、歯並び、噛み合わせ、できればより審美的に…。突き詰めるとキリがないですよね。私は歯並びが乱れていた為に口を閉じて発音する「マ」行が苦手、また口を閉じない人に起こりがちな胸式呼吸も習慣づいていました。矯正を始めてからクリニックの先生や衛生士さんと頻繁にお会いする中で、それまでの人生を大反省したのです。甘かったなって、口腔管理は大切だよってつくづく。矯正自体は5年前から始めて今は保定期間もほぼ終わり。「え〜、そんなに時間がかかるの?」と思われます?私は専門家ではありませんが、一般的にはもう少し短い期間で完了するのではないでしょうか。ただ個人差はかなりあるようで、それを決定づける要因を挙げるとすると。
まず、元々の状態。
矯正に取りかかる前の虫歯の完全治療、歯石の除去、歯を動かすために抜歯する本数、どの歯をどう動かすかやその角度、距離。そして顔の骨を細かく撮影して顎関節に問題がないかどうかも調べ(顎のずれを矯正するとなると更に時間と手間がかかるそうです)、どの部分を変化させる必要があるかで矯正期間はかなり違います。また保険治療ではないので、今後経済的にどれくらいの負担がかかるか、どの程度までの矯正を自分が決断するかで治療の時間が大きく左右されます。現状から自分の治療目標までをスケジューリングする中で、個人差が生じるという訳です。
次に、治療環境。
使用する装置に何を選ぶか…、ちなみに私はワイヤー以外の歯にあたる部分が透明なものを3年くらい使用しました。すべてが金属性のもの(最も早く歯が動くタイプ)もあれば、歯の裏側につけるもの(比較的時間を要すると言われている装置)もあります。そして通院頻度…、矯正装置をつけてからは2週間〜1ヶ月ごとに歯の動き具合に合わせて調整を重ねていきますが、この繰り返しを何年も行える状況にあるかどうか。アポ以外でも生活の中で不具合が出た場合診て貰えるかどうか。また何よりは、そう!歯科医師の腕…、技術はどんどん進歩しているので日々医師自身が勉強しながら開業しているかという面と、患者の身になって説明や治療ができるかといったハートの部分がきちんとしているか。長く通う医院なので自宅や出先に近いに越したことはありませんが、実際に会って話をしてみて、医師との相性が合うかどうかが治療に長く通えるポイントだと思います。
最後に、本人の熱意(自分で言うなって?)。
私は視力も0.03なのでコンタクトの管理とだぶるのですが、少しばかりこまめな真面目さが必要です。矯正は専門医による担当予約制なのでアポの変更や治療の遅刻は調整を遅らせてしまします。それに装置をつけている間は大変歯が磨きづらいので短気な性質では口腔管理がままなりません。ちょっとでも食べ物を口にしたら即、歯を磨きます。粘着質のものや着色しやすいものは頻繁には口にできません。あらゆる面で忍耐が必要なのです。私がつらかったのは大きく分けて2つの点。まずは「痛み」!隙間をつくるために健康な歯を5本抜歯した時のつらさ、目標の位置まで歯を動かすためのワイヤーの引きに対する痛み、そしてその違和感に対するイライラ。矯正を行う時にブレーキがかかる大きな要因の1つでしょうね。そして何よりつらかったのは「思うように話せない」こと!歯の隙間や装置によって口の中の空間の大きさも変われば、舌が自由に行き来できる場所も、空気のもれ方も、調整を行うごとに異なってきます。調整の度に今の自分に出せない音や不明瞭な音を確認し完全に近い音に聞こえるよう工夫したのですが、これは私にとって痛み以上のイライラでした。もどかしさの数々を乗り切るには、「こうなりたい」という切なる思いの持続…、根性というよりは情熱かなって。
じっとしてない私はちょっとした拍子に装置の固定をくずしてしまったり、歯が動けば動くほど奥に突き出るワイヤーの刺さりに我慢ならず悲鳴をあげたり、慣れてくると治療中に口をあけたままうたた寝してみたり(先生、ごめんなさい、安心してたからなんです)、それはそれはいろんな事件が起こりました。そしてようやく来春にはリコール(半年ごとの検診で、主に自分ではできない細かなクリーニングなどに当て
られる)のみになります。そう、器具も調整も普段の生活では不要になるのです。
やったーっ。
と、あれあれ??
今回の「修行よもやま」はですね、滑舌と口腔環境との密接な関係をお話しようと思ったのに、すっかり私の治療日記になってしまい申し訳ありません。え〜、でもついでにと言っては何ですが、日々のお手入れに欠かせない、大変使いやすい電動歯ブラシをご紹介しましょう。

横運動や回転式ではなくてリニア音波式です。ブラシが動くのではなく毛先が微振動しているので、歯にガリガリと無理をかけません。ゆっくり動かすだけで、歯のつやを守りながら歯の隙間までしっかりと汚れを除去してくれます。その上、歯垢を分解してくれるのだそうです。うひょー。私は手動の歯ブラシで普通に歯磨きした後、通常のカーブフロートブラシ→ポイント磨き用のワンタフトブラシの順にブラッシング。歯茎のマッサージ効果も大で、ぶるぶる磨きも慣れれば面白いですよ。2分ごとに動きが一旦止まるので、ブラッシング時間の目安をみるのに助かっています。最後に「今日もツルツルだわ」とニヤリとするのが楽しみで、特に舌で歯の裏側をさわった時のすっきり感がお気に入り。そしてもう1つありがたい特徴…、置くには場所をとらず携帯にも便利なコンパクトさを実現しているところ。こんな賢いブラシと日頃のフロス使いを併用すれば、虫歯にはまずならないでしょう、んがっ、これがなかなか結構やっぱりつくづく、面倒だったりするんですよね。よいことは習慣にしたいものです、はい。
次回からは「かつぜつで小顔講座」が復活!多くの言葉の羅列を実際に口に出して発してみることで、またそれを日常行うことで自分の得意不得意がはっきりしてきます。今回は述べませんでしたが、舌の長さや位置も大きな要因ですよね。ある程度は個々の努力で飛躍的に明瞭さが増してくるもの。ことばと音に興味を持って、すばらしい日本語のちからをそれぞれの個性に合わせて光らせたいものです。

RELEVE (るるべ) |
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レオタードの趣味が悪い?そう?脚はもっとあがるからねっ。 『RELEVE』はフランス語で「高く持ち上げる」の意。ダンス用語では爪先立ちで全身のバランスを保つことなの。この状態から、まわりもの(回転)など多くの振りが生まれるのよ。でも『PLIE(プリエ…かがむ動き)』をしっかりやらねば、『ルルベ』に芯は通りませぬ!身長はもう157cmより高くならないけど、これからも私なりの世界を広げてゆけるかしら、って…そんな名前。 本籍:大分 血液:B 愛読書:TARZAN 座右の銘:いつも心に青空を。 | |