前頭葉・ジャンクション

『新撰組!でなんだか盛り上がっている深大寺へ行ってみた』
〜ホントは鬼太郎茶屋に行きたかっただけなのに・・・〜(1)〜

written by: 糸巻きナット〜

みほとけの眼のかたち思ひつゝ心は親し慨くに似たり(金原省吾)

春惜しむ深大寺そば一すゝり (皆吉爽雨)

京王線と井の頭線をよく使う私にとって、武蔵野は切ってもきれないくらいご縁がある。

にもかかわらず、よく行く場所といえば、地元のスーパーか飲み屋くらいのもの。ましてや、高尾山やら百草園などの名所になどへは、よっぽど心引かれるイベントが無い限り、決して足を運ぶことはなかった。そんな私がひょんなことから深大寺のお蕎麦やさんに行く用事があったのは、去年の秋のことである。

その時の感想は「都内にもいい所があるものだなぁ」という一言。伺ったのは夕暮れ時で、ちょうど紅葉。夕日に落ち葉がハラハラと舞う様は風情があり、ただ仕事だけで来るのにはもったいないという気がした。ご用もそこそこに済ませ雑談に花が咲いた頃、そこのご主人が「今度水木しげるの記念館が建つから、ぜひ行ってみろ」とひょんな事を言う。

深大寺に水木しげるぅぅ?? 全然ピンとこないなぁ・・・。

聞くところによると、鬼太郎茶屋となった一角は、もともと深大寺のそば屋だったそうだ。水木しげるの奥様はそこのオーナーと親しいお付き合いがあり、ここを水木しげるの記念館に・・・、という話があったのだと言う。

その時は「ふーん」と思っただけだったが、いざ鬼太郎茶屋が始まって数ヵ月後。この茶屋は瞬く間にヒットし、正月あたりには、ワイのワイのと人が押しかけた。

こりゃあやっぱり、行かねばなるまい。近所だし、どうせ行くなら花が咲き始める頃にしようと、再び深大寺を訪れたのは、寒さも緩み始めた3月の初旬である。

本来こちらは、深大寺の境内をはじめ、東京都立神代植物公園・深大寺温泉ゆかりと、見所は結構多い。自分としてはこれで満足できる範囲ではあるが、今回のメインは鬼太郎茶屋! オウムのように「鬼太郎、きたろう〜」と繰り返し、名物のお蕎麦でさくっと昼ご飯を済ませた私は目的地・鬼太郎茶屋へと足を踏み入れた。

妖怪看板


(2003/3/8)

糸巻きナット〜

ナットー

「納豆は地球を救う!」をモットーに、全世界を駆け巡り、納豆の良さを人類に知ってもらうべく、密かに活動中。もっか“梅干し、ミソスープ、トーフ”から徐々に各国一般人を洗脳。将来の夢は“クイーンエリザベス”号で世界一周をすること。

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